佐賀県鳥栖市 浄土真宗 本願寺派 仏護山 正行寺
親鸞聖人750回大遠忌スローガン
『世のなか安穏なれ』
このたびの親鸞聖人750回大遠忌のスローガン『世のなか安穏なれ』は、親鸞聖人が不安と争いの時代にあって、念仏者の目指す道を示されるなかで述べられた言葉であります。
まさに、戦争への危機感やいのちの軽視、倫理観の欠如などに伴う出来事が相次ぐ現代社会にあって、私たち一人ひとりが自己中心のこころを反省して、同じいのちを生きている相手の存在に気づくことが求められています。自分一人を善として、相手を排除する考え方に真の安らぎはありません。善と悪に固執する偏見を破り、対立の構図を解消できるのは仏の智慧だけであります。
親鸞聖人は、仏法がひろまり、世のなかが安穏であることを願われました。
『世のなか安穏なれ』の出典
【『親鸞聖人御消息』第25通にある親鸞聖人より性信房宛の手紙】
「往生を不定におぼしめさんひとは、まづわが身の往生をおぼしめして、御念仏候ふべし。わが身の往生一定とおぼしめさんひとは、仏の御恩をおぼしめさんに、御報恩のために御念仏こころにいれて申して、世のなか安穏なれ、仏法ひろまれとおぼしめすべしとぞ、おぼえ候ふ。よくよく御案候ふべし。このほかは別の御はからひあるべしとはおぼえず候ふ。」
【「浄土真宗聖典(註釈版)」P.784に所収】
※「消息」とは、門主が僧侶・門信徒に出した手紙のことです。
(現代語意訳)
(浄土に生まれることを不確かと思われる人は、まづわが身の浄土に生まれることをお考えになって、お念仏申してください。かならず浄土に生まれることができると確信される人は、仏のご恩を思われるにつけても、ご報恩のために、お念仏を心に入れて称え、世のなかが安穏であるよう、仏のみ教えのひろまるように、とお思いになるのが良いと思われます。よくよくご思案ください。このほかに別の計らいがあるとは考えておりません。)
最新情報
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